最近、ちゃんとした仕事が見つかるまで始めた仕事のため、

化粧を毎日するようになりました。

といっても、日本で働いていた頃のばっちりメイクではなく、

洗顔/保湿/BBクリーム/マスカラ/チーク/リップ

という、総仕上げ時間5分でできる化粧。

これが、非常にカレに受けが悪い。

ここ、最近老いと私の怠惰な生活がダブルで私の肌の老化を急激に押し進めている。

そのせいか、20代の頃は手間いらずの、らくちんな肌だったのに、

いまじゃ、もうクリスプスを前の晩に食べたら、翌朝必ずぶつぶつができる始末。

私としては、きちんと日焼け止めも、化粧もして仕事に行きたいのに、

カレにすると、化粧を毎日する私の肌が心配らしい。

化粧をしないと、一気に不細工になった気がすると嘆く私を尻目に、

カレは、化粧を毎日すると、肌に負担がかかってよくない

化粧はたまにするぐらいで、今のままでいいとほざく。

化粧せぇっていうカレもいらんけど、

化粧はしなくてもいいっていわれると、

なんか、ひからびていく気がする。

やっぱり、周りにおしゃれやなとか、きれいやぁって

私もあんな風になりたいなとか、

あの人に会うなら、おしゃれして、きれいにしていこって思う人が身近に必要だ。

または、

両刀でばっさり切り刻まれているかのような感覚に陥る

我が妹のような、直球批判をしてくれる人。



博士課程を始めた頃の記事を懐かしい気持ちで読んでいたら、

今の気持ちを書いておく事も、今後の私に必要になるかもしれない。

と思って、今の心情を。


博士論文は無事に2週間程前に提出。


論文の終わりが見えてくると同時に、

今後のキャリアについて考えなくてはいけなくなる。


周りに友人に、博士課程に在籍している人が多いので、

友人の卒業後の進路は、だいたいアカデミックな研究職が多い。


困った事に、私はこの3-4年間大学での研究を面白いと思わなかった。

研究することと、私の研究分野は面白いのだけれど、

この分野で研究を進めて行く事が、

何かに貢献するのかなと、疑問がある。

やっている事は面白いし、何かを発見する事は興味深いけれど、

私の研究自体が、患者さんや医療に変換されて行く事って、

あるのかな、とか考えるとなんだかやる気がもがれる。


大学での研究職以外のキャリアを考えた場合、

どんな事があるのだろうって、最近考えているのだけれど

なんだかよくわからない。

博士課程を始めたころは、

こういう事がしたい!って言うのがあったけれど、

結局、したい事をするために、果たして博士号は必要だったのか?

って考えるとそうでもない気がする。


で、せっかく博士を取るのだから、

看護師で留学経験のある人がする仕事をしたくないっていう

まぁ、何とも感じの悪い希望もある。


私にとって、他の人とは違うということを

すごく大事にしてきたので、

今後も、他のひととは比べられないような何か。

イギリスに留学したの理由のひとつかも。

日本の修士や博士に行くんじゃなくて、

イギリスに留学して、人とは違う事をしたい。

比べられない、比べる対象のいない事がしたい。

でも、結局自分は、自分の価値を他人と比べて評価してるんよな。


日本に帰ると、もう既にすごい人たちがたくさんいて、

私、全然だめだって、思うけれど、

イギリスにいると、

外国人であると、

英語がしゃべれないってことが、逃げ道になって、

また、それがモチベーションにもつながって、

旨くやって来れた気がする。

例えば、

大学の授業が、全くわからなくってついていけなくて、

試験も落ちるかもしれない、どうしよう!

って、すごく落ち込むけれど、

しようがない。日本人だし、私。

英語わからんし

って開き直って、とりあえずやれる事やろう。

できない事とかわからない事は他のひとにも助けてもらって、

で、結果試験一番で受かる。

ってようなことがあった。


これが、日本だと私はできない事を隠してきたな。

できないやつって思われるのがいやで、

日本には、私と比べられる人が何人もいて、

できる人も何人もいて、

だから、できない事とか、わからない事を隠してきた気がするな。

数週間前、カンジダ博士(元カレ)の夢を見た。

で、翌朝、何となく彼の職場のホームページをチェック。

博士から教授になっていた。

いつのまに!

私は、まだ博士になろうともがいているのに。

なんだか、すごく時間が経った気がして、

彼の成功は嬉しいけれど、

私だけ、同じ場所において行かれている気がして複雑。